まず答え
「水の大きさ・深さ・流れているか・自然にできたか・塩水か淡水か・どれくらい長くのこるか」によって、よび方が変わります。どれも「水のあつまり」ですが、ようすがちがうのです。
たとえば
同じ「水のあつまり」でも、流れている水の道は「川」、とても大きな塩水は「海」、雨でできてすぐ消える小さな水は「水たまり」、というように、ようすによって名前がついています。
もう少し詳しく
- 海:とても大きな塩水のまとまり。
- 川:高いところから低いところへ流れる、水の道。
- 湖(みずうみ):大きくて、わりと深い水たまり。自然にできたものが多い。
- 池(いけ):湖より小さめ。人が作ったものも多い。
- 沼(ぬま):浅くて、水草や泥が多いことが多い。
- 水たまり:雨などで一時的にできる、小さな水のあつまり。
| なまえ | 大きさ | 深さ | 流れ | できかた | 水のしゅるい | のこる時間 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 海 | とても大きい | 深い | 流れる道ではない | 自然 | 塩水 | ずっとある |
| 川 | 細長い | 場所による | 流れる | 自然 | 淡水(真水) | ずっとある |
| 湖 | 大きい | 深いことが多い | たまっている | 自然が多い | 多くは淡水 | 長くのこる |
| 池 | 小さめ | 浅いことが多い | たまっている | 人が作ることも多い | 淡水 | 長くのこる |
| 沼 | 小さめ | 浅い | たまっている | 自然が多い | 淡水 | 長くのこる |
| 水たまり | とても小さい | とても浅い | たまっている | 雨などで一時的 | 淡水 | すぐ消える |
※この表は「だいたいの目安」です。決まりは分野によってちがうことがあります。
やってみよう
近所や地図で、川・池・湖などをさがして、表のどれにあてはまるか考えてみましょう。「〇〇池」という名前なのに大きい、というように、名前と実際のようすがちがうこともあります。それも面白い発見です。
おうちの人・先生へ
池・沼・湖などの区別は、地理学・法律・辞書で定義が異なり、はっきりした境界線はありません。深さや水草の有無などで説明されることもありますが、例外も多くあります。また、固有名詞(〇〇池・〇〇沼など)は慣習でつけられたものも多く、名前と実態が一致しないことがあります。子どもには「だいたいの違い」として扱い、断定しすぎないのが安全です。
まとめ
- 水のあつまりは、大きさ・深さ・流れ・できかた・塩か淡水かで名前が変わる。
- ただし、厳密な決まりは分野によってちがう。
- 名前と実際のようすがちがうこともある。
ミニクイズ
Q. 雨でできて、しばらくすると消えてしまう、小さな水のあつまりは何?
こたえを見る
A. 水たまりです。
参考にした情報
国語辞典や地理・自然の公的な資料などを確認して作成しています。くわしい定義は分野によってちがうため、図書館の図鑑や辞典もあわせて見てみてください。
※水のちがいの決まりは、国や分野によってちがうことがあります。この記事は子ども向けの「だいたいの目安」です。水辺で遊ぶときは、おうちの人といっしょに、安全に気をつけてください。